(2022/5/23更新)
子ども2人を乗せても荷物カゴを装備できるのは、後ろ乗せタイプの幼児2人同乗用自転車です。前と後に子供を1人ずつ乗せるわけですが、前のチャイルドシート(フロントチャイルドシート)はハンドルに引っ掛ける、後付タイプのシートを使用します。
例えば電動自転車なら、以下のような車種が該当します。
Bikke mob、bikke GLI、アシスタC STD、 HYDEE.2
PAS Babby un、PAS Crew
ギュット・クルーム・R、ギュット・アニーズDX、ギュットステージ22
子乗せ電動自転車の車種が決めきれていない方はこちらの記事もどうぞ。
実はこの後付タイプのフロントチャイルドシートは、対応するレインカバーが少ないのです!
私が1歳の子どもを通園させる為に子乗せ自転車の購入を検討していた際、自転車屋さんはここまで教えてくれませんでした。レインカバーは雨除けだけではなく、防寒・防風にも使えるから、需要は高いと思うのに...
本記事では、後付タイプのフロントチャイルドシートに適応するレインカバーを紹介します。
- 1.LABOCLE
- 2.Dスタイル02 スイートレインカバー(D-5FA-D2 マルト/大久保製作所)
- 3.chibito
- 4.girlymammy Cool2
- 5.socca あと付け前乗せ用 ver.2 (新モデル、2020/8/20発売)
- 6.ハレーロ・ミニ RCF-003
- 7.ハレーロ・ミニ RCF-008
- ★8.norokka 後付け用
- 9.sorayu 後付チャイルドシート用レインカバー
- 10.LAKIA CASA(ラキア・カーサ) フロント用
- 最後に
レインカバーのメーカーが後付フロントシート用として販売している商品は10種類ありました。(2021/9/6更新)
商品ページや口コミを参考に、メリット・デメリットを紹介します。主観が混じりますがご容赦ください。価格は2021/9/3時点です。
1.LABOCLE
|
価格
13750円(税込、送料無料)
メリット
・ビニール部分に芯材が入っているため、しっかり自立する。
・前だけでなく、サイドも窓を開けられる→装着したままでも風通しを良くすることもできる
・子供の空間が広くとれる
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見えやすい。子どもの視界が広い。
デメリット
・価格が高い
・サイド面の透明部分の位置が高い→子どもが1才頃のサイドの視界はあまり良くないかも?(個人の予想)
尚、筆者はリアシートとしてラボクルの同マットシリーズを使用しています。マットネイビーをチョイスしたのですが、日光による色あせを感じました。(今までは平日の日中は地下駐輪場に保管していたですが、コロナ渦で在宅勤務に切り替えとなり、日中も自宅のサイクルポートの下に自転車を置いていた結果です)
本商品でも色の濃い物に関しては、同様の懸念があります。
2.Dスタイル02 スイートレインカバー(D-5FA-D2 マルト/大久保製作所)
価格
8500円(税込、送料無料)
メリット
・ビニール部分に芯材が入っているため、しっかり自立する。
・前と左右の窓が開閉できる→風通しが良い
・子供の空間が広くとれる
・天井部分がビニール→子どもの様子が見えやすい
デメリット
・サイドの窓を開けた状態では乗せ降ろしができない。乗せ降ろしの際はサイドの窓を閉めるひと手間が必要。
3.chibito
価格
11550円(税込、送料無料) / サンシェードセット:13500円(税込、送料無料)
メリット
・ビニール部分に芯材が入っているため、しっかり自立する。
・子供の空間が広くとれる
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見えやすい。子どもの視界が広い。
デメリット
・ルーフを捻って後ろに留める→(個人の見解)ビニールの劣化が懸念される
4.girlymammy Cool2
価格
8980円(税込、送料無料)
メリット
・上がしっかり開くので乗せ降ろしがしやすい
・つけ外しがしやすい
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見やすい。子どもの視界が広い。
デメリット
・透明部分を頭上にクルクルまとめる→(個人の見解)子供に水滴が落ちないか心配。
・透明部分に芯材が入っていない→クルクルまとめた重みでビニール部分がへたりそう
・足の部分が狭いのでひっかかりやすい
・色がブラックのみ...
5.socca あと付け前乗せ用 ver.2 (新モデル、2020/8/20発売)
価格
12650円(税込、送料無料)
【バージョンアップした点】
・横窓と前方のメッシュ窓が開けられる
→カバーをつけたまま風を取り込める
・ビニールの天井部分に付属のメッシュを取り付けられるように
→UV70カット。メッシュなのでママの視界を完全には妨げない
・芯材が入った
→ビニール部分の型崩れの心配が減った
カラー展開
アイリッシュグレー/インディゴブルー/サーモンピンク/チャコールグレー
メリット
・頭上の高さは2段階で調節可能
・天井部分が透明なので、子どもの様子が見える。メッシュをつけても様子はわかりやすい
・上部分がガバッと開くので、乗せ降ろしがしやすい。子供が大きくなったら、下カバーも外せる(2ステップ必要)
デメリット
・完全防水ではなく、つけっぱなしは想定していない(公式見解)
→屋外駐輪の人には向かない
・走行中は前方のビニール部分は外せない
→(個人の見解)雨の降っていないときや寒くないときは、前方ビニールを外せるほうが快適と思われる。
・屋根部分をガバッと開けて乗せ降ろしする仕様
→屋根のない場所で乗せ降ろしすると中が濡れる
・背面にポケットがついているがテープが弱め
→乗せおろしの際に逆さまになるため、携帯などは入れられない。
6.ハレーロ・ミニ RCF-003
価格
InRed(インレッド)コラボ限定カラー:5170円(税込、送料無料)
標準カラー:5200円(税込、送料無料)
メリット
・レインカバーの中では安価
・透明部分が取り外せるセパレートタイプ
・ヘッドレストのないフロントシートにも対応
・コンパクトに畳める
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見やすい。子どもの視界が広い。
デメリット
・透明部分をクルクルと丸めて収納するため、シワになりやすい。
・ダブルファスナーでは無い→開閉に手間取る
・ファスナーを全開にしないと子を乗せおろしできない
7.ハレーロ・ミニ RCF-008
価格
9450円(税込、送料無料)
メリット
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見やすい。子どもの視界が広い。
・(RCF-003との違いとして)前からもサイドからも乗せ降ろし可能
デメリット
・透明部分をクルクルと丸めて収納するため、シワになりやすい。
★8.norokka 後付け用
価格
10980円(税込、送料無料)
メリット
・着脱がスムーズ→長持ち
・天井と背部が透明なので、子どもの様子が確認しやすい
・透明部分はパタリと後ろに倒しておける
・ヘッドレストのないフロントシートにも取り付け可能
デメリット
・フルオープンにしてもサイドの壁に高さがある→ハンドルのサイドに立ちつつ、前方から子供を入れなければならいため親の姿勢がつらい
9.sorayu 後付チャイルドシート用レインカバー
↑ ブラック、ダークブラウン、ネイビー、カーキが良い方はこちら
↓ パステルカラーがお好みの方はこちらから
価格
9100円(税込、送料無料)
メリット
・生地がナイロンオックスで引き裂き強度が強い
・カバー背面は低く設計されている→運転時に視界が確保しやすい
・天井部分が透明→子どもの様子がわかりやすい
・ヘッドレストのないシートにも装着可能
・ポケットあり
デメリット
・カバー自体に高さがあるため、子を乗せ降ろしする時に高く持ち上げなければいけない。
10.LAKIA CASA(ラキア・カーサ) フロント用
|
価格
12500円(税込、送料無料)
メリット
・コンパクトに収納できる
・透明部分の表面積が多い→子どもの様子が見やすい。子どもの視界が広い。
デメリット
・ドーム部分をクルクルと丸めて収納するため、シワになりやすい
・おそらく芯材が入っていない→(個人的な予想)型崩れしやすそう
最後に
チャイルドシートによっては、上記レインカバーを取り付けできない可能性があります。
レインカバーの販売サイトやチャイルドシートのメーカーHPで使用可能か確認してから、レインカバーをご購入ください。
ちなみに私がレインカバーを購入したのは2019年の春であり、上記以外のレインカバーです。当時は種類も少なく、後付フロントシートに装着できないとされている商品を使用していました。工夫することで、走行に支障のない形で装着することができました。
もし私が今(2021/9/6)のタイミングで購入を検討していたら、後付けフロント用の
LABOCLE(1.の商品)を買っていたと思います。実際に使用していて型崩れ等の懸念点が少なく、耐久性があるので値段の価値はあると感じています。通園で週に5日程使う物ですから、使い勝手の良い商品を選びたいですね。
尚、後付のフロントシートはハンドルに取り付ける仕様上、どうしても位置が高くなります。レインカバーを装着するとさらに高さが出るので、走行時に視界を遮る恐れがあります。装着した時の高さを考慮して購入を検討してください。
とくに背の低いお母さんは要注意です。装着してみて、上手く視界を確保できない場合は装着するのをやめましょう。