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産後のストレスを少しでも防ごう!産休中に読んでおきたい本 5選

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出産後の生活が不安。少しでも必要な知識を蓄えておきたい。「はじめての育児」系の基礎的な本は読んだけど、他には何を勉強しておけば良いのかわからない。

 

私は慣れない育児で寝不足な中、少し空き時間ができると不安なことやわからないことをスマホで調べまくってました。本当は少しでも多く睡眠を取った方が母乳のためには良いのに...

産後のそんな時間が少なく済むように、子どもを産む前の自由な時間を使って少しでも予習しておきしょう!

育児でぶつかりがちな悩みに対しておすすめな本5冊を以下の順で紹介します。

1.昼夜逆転生活や夜泣きで疲れ切ってしまう前に
     赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(清水 悦子) 

2.授乳に関するデマに惑わされないように
     産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK (宋美玄, 森戸 やすみ)

3.里帰り先でのイライラ軽減に。育児の世代間ギャップを埋める

      祖父母手帳(森戸 やすみ)

4.モンテッソーリ教育は新生児期から始められる
      0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (藤崎 達宏)

5.出産・育児の出費に備えてお金を貯めたい/増やしたい人に

     本当の自由を手に入れる(お金の大学両@リベ大学長)

1~3はストレスフルな状況を回避するための本で、4~5は+αを目指すための本として選んでいます。

それぞれの本について詳しく紹介していきます。

 

1. 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(清水 悦子)

 ※私が読んだのは左の本ですが、漫画版(右)もあるようです。

 

いわゆるネンネトレーニング(ネントレ)の本です。

このガイドのおかげで、原因不明の夜泣きや昼夜逆転生活に悩まされるという経験はしなくて済みました!「ネントレなんて赤ちゃんがかわいそう」と思っている方にもぜひ1読頂きたい1冊です!ベースの考え方は絶対に参考になります。

 

ネントレとして有名なジーナ式の本も読んだことがあり、実践しようとした経験もあるのですが以下のように感じました。

・現代の日本にはミスマッチな内容(離乳食の開始タイミング等)

・スケジュールが細かすぎる→スケジュールを守ることに対してストレスが大きい

・文章がつらつらと書かれており、図も少ないので読みにくい(2020年に改訂版が出ていますが、レビューを見る限りその点は変わっていないようです)

 

それに比べて、この「赤ママ安眠ガイド」は日々のタイムスケジュールがゆるめに書かれていて、オリジナルスケジュールを作成することも提案してくれています。基本的な考え方もすんなり頭に入ってきやすいです。

 

2.産婦人科医ママと小児科医ママの らくちん授乳BOOK (宋美玄, 森戸 やすみ)

授乳に関する悩みって尽きないんですよね(涙)母乳は足りてるのか、授乳間隔が3時間空かずに泣いてるがミルクを足すべきか、ママのご飯も気をつけないと乳腺炎になるのか...

 

ネットで検索すれば情報はごまんと出てきますが、科学的根拠があるのか怪しい情報も多いように感じます。思い返せば、産院の助産師さんからも通俗的なアドバイスをされていました。(脂っこい食事は乳腺炎になる、乳腺炎予防にはキャベツシップが良い等)

この本では科学的根拠示しつつ、「絶対母乳推奨」ではなく母乳とミルクの中立的な立場で書いてくれています。


母乳にこだわるあまり、それ自体がストレスになって母乳が出にくくなったら本末転倒です。人それぞれ事情は異なるので、無理せずにママが育児を楽しめる状況が一番だと思います。授乳に迷うママの気持ちに寄り添ってくれる、頼りになる本です。

 

3.祖父母手帳(森戸 やすみ)

こちらも「2」の本と同様に小児科医・森戸先生が監修されている本です。

自分の父母世代と自分たちの世代間の育児ギャップに主眼を置いて書かれています。孫育てをする祖父母向けに書かれた本ではあるのですが、育児初心者がぶつかりがちな疑問を解消してくれるので実はママ・パパにもおすすめです。(「はじめての育児」系の本と違って痒いところに手が届く、というイメージです)

 

特に里帰りする方は、実母の育児経験に基づくアドバイスを受けて悩むという経験をする方が多いようです。(泣いてすぐに抱っこすると抱き癖がつく、離乳食準備に果汁を飲ませる、沐浴後は白湯を飲ませるetc)

私も産後のガルガル期に実母から育児に口出しされてイライラすることが多かったです。それでもやっぱり気になるので、ネットで調べて反論するなんてことをやっていました。この本があればそれをしなくて済みます。


もちろんばぁば・じぃじへのプレゼントにもおすすめです!祖父母世代の育児を完全否定するような文章ではなく、ママ・パパと一緒に育児を頑張ってほしいというスタンスで書かれているので嫌味にはなりにくいと思います。

祖父母に子どもを預かってもらう機会がある場合にも、読んでおいてもらうとより安心です。赤ちゃんとの遊び方の例や安全対策・緊急時の対処法もイラスト付きで書いてあるのも嬉しいです。

4.0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (藤崎 達宏)

モンテッソーリ教育」という言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?3歳以降のことばかりに触れるモンテッソーリの本が多い中、この本は0歳から実践できることにも多く触れてくれています。

 

「1人でできる」ようになるまでの1つ1つのステップには、親が環境を整えてあげることがサポートに繋がります。赤ちゃんあるあるの1つ、ティッシュを際限なく取り出すイタズラにはどんな意味があるのか。それを理解していればティッシュを取り上げてしまうのか、それとも似た感じのおもちゃを用意するのか、親側の行動が変わってくるはずです。

 

新生児からできることの1つとして視覚の発達を促す「モビール」があります。ムナリモビールとゴビモビールを使ったおかげか、2歳(2020年8月時点)の息子の視力は抜群に良いです。(視力1.2の私と同程度と感じています。一般的には、半分以上の子どもが3歳で1.0になるとのことです)

モビールは手作りすることができます。作り方は以下の「オウチーク」様のサイトが参考になります。

  

5.本当の自由を手に入れる お金の大学(両@リベ大学長)

タイトルがちょっと怪しいですが宗教ではないですよ笑

YouTubeで人気のチャンネルが書籍化しました。Amazonの節約カテゴリでベストセラー1位を獲得していることから人気の高さも窺えます。フルカラーでイラストや図が多用されているので取っ付きやすいと思います。文章が関西弁なので苦手な方は注意。

 

お金を貯めたい/増やしたいけど何をしたら良いかわからないという方向けの本です。家賃や保険等の固定費の削減方法、所得を増やす方法、資産運用についての基礎知識を幅広く勉強することができます。

 

子育てには何かとお金がかかるもの。これからの生活を考えると、貯蓄や収入に不安がある方も多いのではないのでしょうか。

慣れない育児が開始すると、固定費の削減まで考えている余裕はなくなります。普段からお金のことを考えるのが得意でないなら、なおさら産後にやるのは無理だと思います。それなのに子どもが生まれれば、学資保険に入るかどうかを検討する必要に迫られます。(自治体の3か月検診を終えると、保険のセールス員が待ち構えていて声をかけられた経験があります)

 

収入を5000円増やすことに比べて、固定費を5000円下げるのは実は簡単だったりします。小さなことからでも早めに始めていきませんか?

 

 

 

 

気になる本は見つかりましたか?まずは図書館で探して読んでみて、気に入れば買うというのも良い方法だと思います。(我が家では節約のために、子どもの絵本もこの方法で買っています)

少しでも皆さんの産後のストレスが減りますように。

 

 

 

※3歳児の視力について:日本眼科医会https://www.gankaikai.or.jp/health/13/07.htmlより引用