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病児保育とは?実際に預けてみたら結構良かった!

 

保育園の洗礼とはよく言ったもので、我が子は毎月、何かしら病気をしています。

仕事を休めないけど、夫/妻も祖母達も頼れない。そんな時の頼みの綱が「病児保育」です。 

 

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FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

 

 

病児保育を利用した経緯

職場復帰前に病児保育1箇所に登録しておいたものの、なかなか利用できずにいました。だって預けたら別の病気をもらいそうなんだもん!娯楽のために休暇を取得するような余剰もない中、さらに病気をもらうリスクを選ぶ勇気がなかったのです。

でもこれ以上休んで職場に迷惑をかけるのは申し訳ない。そんな葛藤の中、隣の自治体ではあるものの、自転車圏内にもう1箇所病児保育を見つけました。ここでは疾患によって部屋を分けて過ごすそうなのです。それなら余計な病気をもらわずに済むかも!

 

そんな期待が後押しとなり、翌日の利用申し込みのために電話をかけました。(事前申し込みの不要な病児保育でした)

その病児保育では、自治体外の住民以外の子どもも空きがあれば受け入れており、自治体住民の受付時間が終わってから、自治体外の受付を開始します。

 

息子の病気の内容を細かく聞いた後、電話口の方が空きを確認してくれました。すると運良く空きがあり、明日の預りが確保できました。

送り迎えの時間の確認や持ち物に詳しい説明がありました。電話を切った後、早速荷造りを始めました。

 

用意した荷物

必要となったのは以下の荷物です。(病児保育により異なりますので、詳しくは利用予定の施設の案内を確認してください。)

【手続き関係】

・利用申込書、登録書など

・利用料

・お迎えの人の写真

 

【医療関係】

・保険証、医療

・病児保育を運営する病院/クリニックの診察券

お薬手帳

・処方された薬

・普段使用している薬(アレルギーがあれば、抗アレルギー剤なども)

 

【食事関係】 

※クリニックが運営する病児保育の場合、自分で食事を用意する必要があります

・昼食(消化に良いもの)

・おやつ(消化に良いもの)

・保冷バッグ

・水分

・コップ

・食器、スプーン、フォーク

・食事エプロン

・手口ふき

 

【その他】

・バスタオル2枚(お昼寝用)

・着替え3セット程

・オムツ

・おしりふき

・ビニール袋

・お気に入りのおもちゃなど

当然ですが保育園の荷物よりも圧倒的に多くて、用意するのがなかなか大変ですよね?しかも全部に記名が必要です。

 

そのため、いざ預けることが決まった時に、やることが少しでも少なく済むように、私は以下のような工夫をしています。

①利用申し込み書に、書けることは書いておく。バッグに入れて常に持ち歩き、会社でも記入できるようにする。

②ベビーフード/レトルト食品、乳幼児用イオン飲料、おやつの常備

養生テープマスキングテープに子どもの名前を書いて保管しておく。

最後の「養生テープ」「マスキングテープ」は、はがしやすい、粘着力弱めのテープであればなんでもOKです。お皿、タオル、おもちゃなど臨時で使用するものに名前を直接書きたくないので、テープで記名して後で剥せるようにしています。利用日前日の準備でははテープを貼るだけで済むので、準備が格段に早く進みます。

 

 

実際に預けると...

病児保育に到着すると、利用申し込み書の読み合わせが始まりました。場合によって、詳細なことを聞かれました。早く会社に行かねばという気持ちを抑えながら、1つ1つ答えます。

持ち物の確認などが終わり、いよいよバイバイ。人見知りの残る息子はもちろん泣くので、後ろめたい気持ちになりました。

会社では集中して業務できましたし、病児保育からの問い合わせ等もありませんでした。

お迎えに行くと、息子は笑顔で出迎えてくれました。

予想していなかったのですが、細かな報告書が用意してありました。食事時間や量、排泄状況、睡眠時間のみではなく、何をして遊んだか、どんなおもちゃを気に入ったかなどが書いてありました。

これに加えて担当の方からの口頭でのフィードバックも丁寧でした。こんなことを話してくれました。

 

「お母さんと離れた後はやはり泣いてしまったけれど、持ってきていただいていた絵本(色々な車が登場する本)を見せたら気持ちが切り替わり、「バス。トラック。」と教えてくれましたよ。」

「お昼寝のバスタオルに車が書いてあるのを見つけて、とてもご機嫌になっていました。こちらとしてもありがたかったです。」(タオルの名前付けに養生テープを使ったのですが、気まぐれで名前の横に落書きレベルで車を描きました。それが息子にヒットしたようです。)

「踏切の音の出るおもちゃが気に入ったみたいで、1度別のおもちゃに興味が移ったのに、また戻ってきました。」

 

フィードバックの最中、息子は気に入ったおもちゃで遊んでいました。楽しく過ごせたことがよくわかりました。

 

 

次の機会もここをまた利用したい。そんな風に思える病児保育室でした。

もちろん施設により状況は異なると思います。でも病児保育には、初めての子ども達を相手することに慣れた保育士さんや看護師さんがいらっしゃいます。

病児保育の利用に車を使える方は、お住いの自治体以外でも病児保育を探して(可能であれば登録して)おくと安心ですね。

 

子どもが病気だけどどうしても仕事を休めない時、安心して預けることのできる場所として、病児保育を利用するハードルが少しでも下がれば幸いです。