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多くの保育園では服装に規定があります。規定を設けている目的には、大きく分けて3つあると感じています。
①子どもの安全面
怪我のリスクや誤飲のリスクを減らすこと
②子どもが動きやすいこと
ハイハイや歩行など、活動しやすい服装
③「保育士が」着脱させやすい、「子どもが」着脱しやすいこと
介助の手間を減らすこと、自分でできる環境を整えること
そろそろ子どもの洋服をサイズアップしたいけど、もうじき保育園入園という場合は、保育園で着られる服、という着眼点で選ぶことをオススメします。
年齢にもよりますが、保育園では1日に最低1回はお着替えします。加えて、着替えのストックを2~3セット以上保育園に置いておくことを求められます。そのため保育園児になると、入園前の手持ちの服だけでは足りないことが多いのです。
可愛いからといってワンピースばかり買っていると、入園のために買わなければいけない服が増えますよ!
私は1歳と少しで息子を保育園に入れました。当時70サイズがキツくなり始めたタイミングだったのですが、なるべく節約するために、80サイズの服は保育園で着られそうなことを条件に購入していました。
細かな服装規定は保育園により異なります。
忙しい方向けに、これならどの保育園でも間違いない!という服を先に紹介しちゃいます。
これらであれば、多くの保育園の規定に引っかからないのです。
なぜかと言うのは、これから説明するNG事例をご覧頂ければわかると思います。
複数のサイト様を参考に、保育園の洋服NG事例を集めてきました。
NG事例
下着
・つなぎ
自分で脱ぎづらく、トイトレに向きません。
・長袖
冬場でも保育室は暖かです。こどもはただでさえ暑がりなので、長袖の下着では暑くなってしまうのだそうです。
・キャミソール
肩紐が落ちてきてしまうので煩わしいです。
長袖の下着が禁止されている理由と同じだと思います。子供の場合、暑くなりすぎてしまうことがあります。
トップス
・前開きの服(ボタン、ファスナー等)
シャツタイプはオシャレですが、ボタンがある分、 着脱させにくく、保育士さんに手間がかかります。幼児でも自分で脱ぎ着するのは時間がかかります。
・ビーズなど、細かな装飾がついた服
服から外れてしまった場合、乳児が誤飲するリスクがあります。ボタン付きの服(ポロシャツなど)を禁止している園もあります。
・セーター、裏起毛のトレーナー
保育室では暑くなりすぎます。
・キャラクター物
他の子の注意が散漫になるため、禁止する園もあります。
ボトム
・スカート
パンツ(オムツ)が見えてしまうという理由以外にも、他の子がスカートを踏んづけて転倒する恐れがあるため、禁止されています。つまりレギンスやズボン付きのスカートも不可ということになります。
・ハーフパンツ、ショート丈
膝が出ると転んだ際に怪我をするリスクが高まります。ハイハイ期であれば、膝を守ることができます。
・ジーンズ等伸縮性の乏しい素材
伸縮性のない生地は履かせにくいので不可としている園もあります。
・ワイドパンツ、ブーツカット
ハイハイもしにくいですし、歩く上で動きづらいです。
おまけ
Tシャツの袖やズボンの裾が長い場合
折れば済むと思うかもしれませんが、忙しい保育士さんが複数の子どもの裾を折るのは大変です。
とは言え、すぐにサイズアウトする子ども服。ワンサイズ上を買いたい場合は、裾を折って、まつり縫いするなどしておくと良いですよ。
保育園入園前の洋服選びの参考になれば幸いです。